キガリ国際空港からホテルまでは、地図で見るとそう遠くはない、8キロくらい、すぐのはずだった。
でも、渋滞。
バイクタクシーの波の中を進みながら、気づけば30分ほどかかっていた。
やがて車は、閑静な住宅街へ入る。
どの家にも大きな門があり、塀も高い。
中の人に連絡して開けてもらう仕組みらしい。
Patric兄さんがインターホンでオーナーに連絡して、
ガチャリ、
と門が開いた。
アフリカの中では驚くほど治安がいいとされるルワンダの首都キガリ。
正直に言うと、私はアフリカに来る前、どこかで勝手なイメージを持っていたのかもしれない。
もっと情熱がむき出しで、本能のままに人が動く世界を想像していた。
太陽のリズムで生きる場所。
心がそのまま外にあふれている場所っていうのかな?
でも、キガリは静かだった。
道はきれいで、人は穏やかで、目が合えばやさしく微笑む。
強引に何かを売りつけられることもない。
ルワンダは「アフリカの奇跡」と呼ばれていると後で知った。
大きな悲劇があって、その後 国は腐敗をなくし、治安を徹底し、女性の力を社会に広げてきたという。
だからなのだろうか。
この静けさは。
この、まっすぐな空気は。
今日の宿に到着。
案内された部屋は——思っていたよりずっと広かった。
2階にはベッドルームがふたつ。
バスルームもふたつ。
バルコニー付き。






1階には共有のキッチン、リビング、ダイニング。
入り口には洗濯機まである。
たぶん、2家族でも余裕で泊まれると思うんだけど、
まさかの貸し切り💕
……なんだか申し訳ないくらい。
バルコニーからの眺めもいい。
やわらかい風が吹いている。



「よかった。ちゃんと着いた。」
やっと少し、肩の力が抜けた。
——けれど。
ここから、まさかの大問題が発生する。
アフリカ1日目、まだまだ甘くなかった。
(続く)
キガリの町 ★★★★★
キガリの宿 ★★★★★★ サイコーの6つ出ました‼


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